江戸時代、日本には最大の歓楽街・吉原がありました。
学生時代から興味を持って、少し勉強したのですが、これがけっこう、奥が深いのです。
まず、吉原には独特の文化があります。そのひとつは、髪型。
浮世絵なんかを見るとわかるのですが、花魁ともなると10本以上のかんざしを、結い上げた髪に挿しているのです。
髪の重さ、そしてかんざしの重さ…果たして、どれだけの重さになるのでしょう。
女性が和装で挙式をする際、「カツラが重い」という話をよく聞きますが、それに近いのでしょうか。いずれにしても、想像できません。
着物も、吉原ならではの着方になっています。
女性が着物を着る時は、普通帯を後ろで締めます。しかし、吉原では前で帯を結ぶのです。
なぜでしょう。ほどきやすいからでしょうか。
映画で、花魁道中の場面を見たことがあります。
花魁道中というのは、非常に経費のかかることだったそうです。
その経費は、お客さんが出すのですよ。今の金額に換算すると、軽く数百万円なのだとか。
当時のお金持ちは太っ腹だったんですね。ま、アイドルグループに湯水のようにお金を使う、現代の会社社長もあまり変わらないのかもしれませんが。
いずれにせよ、江戸時代の吉原は「性風俗」というよりは「文化」としての側面が強いように思います。
吉原で働く女性にとっては、地獄だったでしょうけど。